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大長編で傑作 [本]

 宮部みゆき『ソロモンの偽証(1)~(6)』読了。

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 ほかの本と並行して読んだが、分厚い文庫本で6冊! でも、全然飽きないし、最後はどんでん返しに次ぐどんでん返しで行きつく間もなく、読後感も極めて良い。なんかすごいなあ、これ。よくこんなの書いたなあ。もともとBSトゥエルビで韓国のTVドラマの『ソロモンの偽証』を見て、すごく面白くて原作を読み始めたが、たいへんな傑作だと思う。


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怨みが足らない…… [本]

 森村誠一『遠い昨日、近い昔』読了。

遠い昨日、近い昔.jpg

 まだまだ努力が足らない、怨みが足らない自分を思い知らされる。それにしても先生、官能小説も書いたんですね。

 福澤徹三『亡者の家』読了。

亡者の家.jpg

 怖いというよりも、なんか気持ち悪い。よくできた短編ホラーとは思うけれど……なんか思ったのと違う展開。


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短いのと長いのと [本]

 向田邦子『隣の女』読了。

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 ちょっと時代背景などがすでに古くはなっているが、このテーマ自体はずっと残っていきそう。今彼女が生きていたら、どんなドラマを作ったかなど想像しつつ読む。

 水村美苗『母の遺産ー新聞小説』読了。 

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 長い! 長すぎる! なんかもうちょっと端折っても成立すると思う。それぞれの部分は小説として必要だと思うけれど、母が亡くなったあたりでもうかなり疲れている。重いし。読後感はまあよし。


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すぐ買いでした [本]

 竹下文子『なまえのないねこ』読了。

なまえのないねこ.jpg

「まこ~」ブログに個展の案内が出ていて、それには間に合わなかったけれど、出たら買いだなあと思っていた『ネコヅメのよる』の町田尚子さんの絵本。最後にやっぱり、泣く……


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短編の名手 [本]

 エリザベス・ギルバート『巡礼者たち』読了。

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 何かをきっかけに図書館の読みたい本リストに入れてから、借りるまでだいぶ時間がたってしまったが、思ったよりずっと面白かった。何でもうちょっと早く借りなかったかなあ。こんな短編の名作ばかりなら、英語の勉強のために原書を読むのもありかも(英語だと難しいかもしれないけど……)、と思わせる。


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今更ながらの復習 [本]

 小田昭太郎『クンサー―この麻薬王と知ってはならない黒い世界』読了。
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 なんで今頃こんな本を読んでいるのか。クンサーは2007年には亡くなっているのに……というか、なんとなく国共内戦で東南アジアに残留した国民党の残党のことが、ある映画をきっかけにちょっと気になったから読んだわけである。命懸けの取材とはいいながら、案外無事じゃん、と思ったが、最後には協力者が惨殺されたりしてやっぱり怖いことに……。

 ローズマリー・マカーニー『すごいね! みんなの通学路』読了。

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 絵本というか、写真本。しかし、それだけにリアルに、とんでもない道を学校に通う世界の子供たちの姿に説得力がある。命懸けだよなあ……

 徳仁親王『テムズとともに -英国の二年間-』読了。

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 図書館で隣で貸し出しを受けていたじいさんの手元を見て、「お? なんだこの本……」と思っていたら、翌日くらいにテレビで紹介されたので、素早く予約。今上天皇のオックスフォード留学時代をその7年後に回想して書かれた本。本来は売っている本ではない。いやあ、充実した2年間だなあ……かなり楽しめたけれど、ちょっと切ない感じもあり。


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長いけど、すごい河内弁の世界 [本]

 町田康『告白』読了。

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 河内音頭に歌われるような十人斬りという事件が起こっていたとは! 全然知らなかった。津山三十人殺ししか知らなかった。この作者は好きだけれども、850ページはきついかなあと思っていたら、意外とガンガン読めた。それにしても河内弁、おもろ。谷崎潤一郎賞受賞作。どういう作品を対象としているのかは知らないが、なんか賞はもらえる作品だと思う。

 金原ひとみ『持たざる者』読了。

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『蛇にピアス』以来読んでないかなあ、と思ったら、最後のあたりに既視感あり。たぶん、何かのオムニバス本に入っていたんだろうと思う。『蛇……』の時はなんか引いたけど、これは面白かった。


 ロジャー・パルバース『驚くべき日本語』読了。

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 日本語に対する考え方が変わる。日本語礼賛というのでもなく、真に知日・親日の作者の日本語に対する愛が伝わる。


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面白かったけど、ちょっときつい [本]

 松田青子『スタッキング可能』読了。

スタッキング可能.jpg

 独特の感性だけれども共感できる部分はとても多い。ウォータプルーフ……が面白い!

 崔実『ジニのパズル』読了。

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 毎日同じような目に遭って、抜け出せないものをしょっている人たちがたくさんいて……つらいけれども、本気で戦う姿勢が痛くもあり頼もしくもあり。


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衝撃の [本]

 蓮實 重彦『伯爵夫人』読了。

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 三島由紀夫賞受賞作。おなじみ「今でしょ」の先生が勧めるので読んでみたら、80歳のじーさんがなんというエロ小説を! さすがはフランス文学者だと、ただただ、感心。外で読めないよ、これ。


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場所はさくらんぼ東根かな [本]

 深町秋生『探偵は女手ひとつ』読了。

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 同じ作者の八神某シリーズはそんなに感心しなかったが、これは面白かったな。山形弁がばっちりだし、地方の不良感がよく出ていたし。作者が山形県南陽市出身だとわかって納得。でも、男の人だとは思っていなかったなあ。


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