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いいなあ、呑み鉄 [本]

 芦原伸『呑み鉄、ひとり旅 乗り鉄の王様がいく』読了。

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 六角さんの本もよかったが、やはりこちらは王様なので、文章の格調の高さといい、情報量といい、くらべものにはならないのだった。旅の友にポケ角、いいけど……そのまんま飲んでたら、周囲に引かれるだろうなあ。今度はどこに行こうかしら。

 誉田哲也『黒い羽』読了。

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 黒い羽って、まさかあの……ちょいと気色悪系のホラー。多少金のかかったドラマのような感じだが、なんかパーッと読めちゃった。エンタメとしてはよくまとまった中編なのかな。そんなに好きではないけど。


 



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またためちゃった [本]

 酒井順子『駆け込み、セーフ?』読了。

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 なるほど、この駆け込みは40歳前の駆け込み結婚という意味なのね。うーん、最初はずいぶん早く結婚しちゃったから、こういう焦燥はなかったなあ。でも、同じ職場で50を目前に駆け込んだ女性もいるから、やっぱり大台というのは何らかの意味を持つんだろうなあ。さらさらと楽しく読みました。

 白石一文『心に龍をちりばめて』読了。

心に龍をちりばめて.jpg
 
 よくできたエンタテインメント小説キャラクターが割と極端な性格で、よくも悪くもきっぱりしている。最後にちょっと余韻を残したけれど、さほど心には残らないかも。読んでる間は面白かったので、まあいいと思う。

 エリザベスギルバート『巡礼者たち』読了。

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 アメリカらしい小説(?)の短編集。一つ一つ爽快感があって、とても面白かった。特に最初の19歳のカウガールが出て来るのがよかった。しかしまあ、これに出て来るような人たちが、選挙の時はトランプ支持層に回ったんだろうなあとは思う。しょうがないけど。

 吉川トリコ『夢見るころはすぎない』読了。

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 田舎の女子高生の悲哀がノスタルジーを持って伝わってくる。文化祭の打ち上げでチューハイ飲んだりはしてないけど。こうして見ると、ディテールは変わっても、ティーンエイジャーの考えることなんて昔から変わらないのかも。いじめも無視も出て来るけれども、なんか明るくていい。


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物悲しくて [本]

 重松清『カカシの夏休み』読了。

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 昔だってそうだと思うが、教師という職業は、本当に大変だ。自分だってまだ完成していないのに、なおさら未完成の子供たちに何を教えたらいいものか……安易にならなくて良かったなあ、と思ったり。立派な先生は、確かに昔はいたけどね。


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薄めの文庫本×2+ハードカバー1冊 [本]

 宮部みゆき・黒鉄ヒロシ『ぱんぷくりん』読了。

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 可愛くて面白い、文庫絵本。これもちょっとほしいな。招き猫の話と、中国の青い龍の皿のお話が特によかったけど、どれも面白いい。

 絲山秋子『絲的メイソウ』読了。

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 なんというか、かっこいいんだよなあ。妙に男前ぶってもいないけど。そうか。群馬、住み心地いいんだ。 

 野分深緑『戦場のコックたち』読了。

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 第二次世界大戦で派兵されたアメリカ人の特技兵(コック)たちの物語。ミステリ要素あり。ちょっと長いなと思ったが、それぞれ謎ときがあって楽しめた。しかし、チャレンジャーだよなー、こんな素材を書くというのは。


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怖かったり、買ったり [本]

 宮部みゆき『おそろし 三島屋変調百物語事始』読了。

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 いつもながら、物の怪のようでいて、それらがすべて人の心のなせる技、と思わせる見事な和風ホラー(変な表現だな)。じわじわと怖いのは、「異界」のことではなく、市井の人々が起こしたことが怪異のもととなっているからか。

 ミロマチコ『猫まみれ帳』読了。

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 読了っていうか、図書館で借りてちょっとめくって、即amazon注文してしまいました。この絵、いいよなあ。絵本にもなった「鉄三」とのエピソードもあって、泣ける。 


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この歳でこのファイト [本]

 サラ・パレツキー『カウンターポイント』読了。

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 長編。面白かったけれど、今回はまたヴィクがひどい目に遭いすぎ。50歳になってもこのアクションって、超人級だし。それに、最近どうも年下のお嬢さんに振り回される展開がけっこうあるような……おばさんの宿命なのかしら。なるべく関わりたくないもんだが。


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激務の合間に [本]

 池井戸潤『銀行狐』読了。

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 今でこそ倍返しだ何だと大人気だが、その作者の初期の頃のミステリ短編集。何かともちろん銀行がらみではあるけれど、こんな緻密なミステリを銀行勤めの激務の合間に書けるなんて! デキる人は違うなあ……と、自らを省みて深く反省。情けないことである。それにしても、やっぱり金融犯罪って、頭良くないとできないなあ。

 芦沢央『いつかの人質』読了。
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 スリルがあってドキドキするはするけれど、この少女がこんなにひどい目にあう必要ってあるのかなあ。犯人の動機と犯行に大きな乖離があるように思うけど……物語の中ならどんなひどい目にあってもいい、みたいなのはあんまり…… 


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ホラーか? [本]

 本谷有希子『異類婚姻譚』読了。

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 なんというか、気色悪い話。作者は芝居関係者というので、なんとなく納得するが、芥川賞を取るような作品なのかどうかはよくわからない。表題作もそうだし、そのあとになんぺんか入っていたのもみんなちょっと気色悪いというか怖いというか……ホラー作家なのかしら。

 三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』読了。
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 細雪でも若草物語でもない、シェアハウスのようでシェアハウスでない、そんな一軒家に暮らす女たちと、使用人のようでそうでもない老人。なにを書きたいのかはよくわからないけれど、なんとなく面白かった。


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スイーツ! スイーツ! [本]

 千早茜『西洋菓子店プティ・フール』読了。

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 お菓子には特に詳しくないが、これは面白かったし、なんというか、みんな食べたくなる。全部食べたら胸やけするし、登場人物はかなりの量を食べているけれど……。登場人物がみなキャラが立っていて、しかも合間合間に紹介されるスイーツがみな本格的で、読み応えあり。なるほど、甘いものは人を幸せにするのだな。

 吉本ばなな『ふなふな船橋』読了。

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 久々に読んだ吉本ばななに、ふなっしーが出てくるとは! 内容としては、切ない話だけれど、あまりひどいことは起こらなくて良かった。ふなっしー、いろいろな意味で評価高いな。

 池井戸潤『かばん屋の相続』読了。

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 華やかなメガバンクではなく、町の中小企業と付き合う信金マンの物語。ひとを信用するといっても、ことが金に絡むと……たいへんだなあ。どれもちゃんとエンタメに仕上がっているけれど、けっこうえぐい話も多い。


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知らない世界だが [本]

 梨木香歩『春になったら苺を摘みに』読了。

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 作者がイギリス留学した際のホームステイ先の夫人。いろいろ困ったことが起こるけれど、それでもどんな人をも受け入れる強さを持つ。キリスト教徒にもいろいろあるけど、クエーカー教徒って、そういうもの? 静かな文章に読ませられ、しみじみと感動的。 


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