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UFOがらみで [本]

 篠田節子『ロズウェルなんか知らない』読了。

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 いやあ、面白かったー! しかし、放っておけば安楽死させられるような不景気・過疎の村に文字通り起死回生をさせるためには、このくらいの勢いがなければだめなのかも……。最後に、参考としてちゃんと福島市飯野町が出ていて、納得! UFOほらふき大会とか宇宙人まつりとか、ちょっと覗いてみたいな。

 太田康介『やさしいねこ』読了。

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 あまり弱すぎて、というか優しすぎて、家猫にした「ぽーちゃん」。よくある話だけれど、作者の写真家さんの気持ちがわかりすぎて……ところどころ夜廻り猫も出てくるし。しみじみしてしまう本。


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長いけど [本]

 畠中恵『若様組まいる』読了。

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 まず、表紙がラノベ。で、中身もラノベに毛が生えたような雰囲気あり。で、長いけれどもなんだか話が進展しなくて、ミステリなんだかどうだかもはっきりしない。維新でこれまでの地位を失った士族の若様たちの話というのでおもしろそうだと思ったけれど……ちょっとなあ。


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ううーん [本]

 沼田まほかる『九月が永遠に続けば』読了。

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 ホラーサスペンス大賞受賞作にして、沼田まほかるのデビュー作というけれど……ありていに言って、ちょっと苦手。というか、これ、なんで大賞なのかなあ。審査員との好みの違いかしら。内容は覚えていないけど、ブログの『ユリゴコロ』の感想は、かなりよかった。しかし、ちょっとこれは……。

 植松三十里『桑港にて』読了。

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 表題作も面白かったし、もう一本の『燃えたぎる石』も、これからいわき方面に行こうというときに、常磐炭鉱の礎を築いた片寄平蔵の話を読むという偶然があったりして、楽しかった。ちょっとねえ、ラストはかわいそうだったけど。


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こりゃ、すごい [本]

 宇野 克彦 (著), 西川 おさむ (イラスト)『うみべのこねこ』読了。

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 捨てられた子猫にできること……なんとなく希望は湧くけど、やっぱり子猫は捨てないでほしい!!

 川上弘美『神様』読了。

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 初期の作品を集めた短編のようだけれど、なんというか、このなんとも言えないふしぎなおかしみは、このころからあったんだなあ。「くま」って、なんなんだろう。

 石井遊佳『百年泥』読了。

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 芥川賞受賞作。これは面白い! で、やっぱり芥川賞らしいというか……それにしてもこの作者、どういう人なんだろうなあ。東大の院卒で、今日本語教師でチェンナイ在住……。マジックリアリズムなラテンアメリカだけの専売特許ではないな。


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ずっしり長編 [本]

 宮本輝『田園発港行き自転車』(上・)読了。

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 ずっしりとハードカバーの長編。面白いし、やはりいつも悪い人は出てこない。が、ちょっと長編すぎるのか、なんだか登場人物が多すぎて、あまり感情移入できない。
 ただ、富山でゴッホの星月夜が見られるとすれば、ちょっと行きたいなあと思わせられる。


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深いけど [本]

 佐野洋子『私の猫たち許してほしい』読了。

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 やはりというか、深いし鋭いし……のエッセイではあるが、彼女でない人の絵もあったほうが、もうちょっとお気楽に読めるなあ。「洋子さんの言葉」シリーズくらいのほうが楽しい。


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帰省でほぼ3冊 [本]

 恩田陸『木曜組曲』読了。

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 これも映画化されていたとは知らなかったが、うーん、こんな家の中だけで起きていることを、どんな風に映画化したのかなあ。登場人物の関係の必然性がよくわからなかったけど。

 川上弘美『ハヅキさんのこと』読了。

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 短編集で、いつもながらなんとなく不思議な雰囲気だが、これは割ととっつきやすくて、好きなのもけっこうあった。

 好村兼一『侍の翼』読了。 

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 死ぬも生きるも運命、と思わされれる小説だが、なかなか面白く読んで、引き込まれた。でも、最後は、こうなるのかあ……。


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四つの短編 [本]

 中島京子『冠・婚・葬・祭』読了。

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 何かとついて回る冠婚葬祭だが、それらをテーマとした四つの短編。連作短編になっている。じんわりと面白い。お盆って、ほんとうはそういうものなのね。ちゃんとやってなかったし、知らなかったのかもしれないことも多い。「婚」のところは、あー、なんかねー、そうだよねー。今どきって。

 嶽本野ばら『エミリー』読了。

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 使う単語、文章の書き方など、自分にはないのでその分面白いと思う。ファッションブランド自体が重要な意味を持つような小説なんて、書けないと思うし。


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まあ、ほっとしたけど [本]

 重松清『ブランケット・キャッツ』読了。

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 レンタ猫の話で、猫がひどい目にあったらいやだと身構えて読んだが、そこまでではなかった。ただ、まあ、この話では猫は添え物感があるなあ。重松さんはあんまり猫派じゃないのかしら。

 薬丸岳『天使のナイフ』読了。

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 乱歩賞受賞作品というが、なんかその……満場一致で受賞というが、あんまり好きではなかったかな。少年犯罪や少年法がらみの話は、いろいろな意味で釈然としないところがあるからかしら。

 池波正太郎『ル・パスタン』読了。

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 いわずと知れた食通の作者だが、食のことだけに限らず、映画や演劇の感想など、いろいろ入っていて面白かった。絵も描くし、達者な人だなあ。それに、贅を尽くしたものばかりを食べているのでもない。にしても、このくらいの時代の人は、おばあさんが御殿女中だったりするわけね……。

 レナ・コバプール、アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』読了。

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 北欧物は読んでも、デンマークのミステリなんて読んだことはなかったが、けっこう面白い。ただ、貧しき東欧の闇みたいなのが出てきて、悲惨だなあ、とため息。


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オレンジ色の [本]

 井上ひさし文・山藤章二画『巷談事典』読了。

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 分厚い文庫本。夕刊フジに連載されていた名物コーナーを一冊にまとめたもの。時代的にやっぱり古いなあ、と思う部分もあるけれど、おおむね楽しく読めた。山藤さんの自画像も、若いなー。


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