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ドラマになりそう [本]

 桜木紫乃『霧 ウラル』読了。

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 いつもの桜木紫乃の北の重苦しい雰囲気はあるが、これはほとんどNHKあたりでドラマになりそうな話。大河まで行かないけど、朝ドラには重すぎる……水曜の夜くらいかなあ。店舗もよく、一日で一気に読んだ。


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本好きのためのミステリ [本]

 ジョン・ダニング『死の蔵書』読了。

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 本好きの警官が、警察をやめて本屋になって……と、一風変わったミステリ。古本鑑定はできないけれど、本好きにはたまらないタイトルがてんこ盛り。それにしても、昔から日本でも翻訳が出ていた(今も売っているかな)フォークナーとかウールリッチとか、そういうのはやっぱり初版本、高値が付くのね。古い本のなんとも言えないあの香りが漂ってきそうなミステリで、分厚いけど面白かった。


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トーホグ伝奇ロマン [本]

 高橋克彦『星の塔』読了。

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 ちょっと古めかしい感じの言葉だが、「伝奇ロマン」というやつなんだろうな、昔流行った。トーホグ人としては、こういう取り上げられ方もなかなか面白いと思うけど(でも、今読むとやっぱりちょっと古いかなあ)。


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面白いけど切なくて [本]

 上原正三『キジムナーkids』読了。

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 作者は1937年生まれ。帰ってきたウルトラマンなどの脚本を書いた人だが、もう80か。いまだ日本ではなかった沖縄の悲劇や喜劇が書かれているが、なんだかこのころと大きな環境は何も変わっていないような……。村全体が自決した中で生き残って、口のきけなくなった子供のエピソードがずしんと来た。

 温又柔『真ん中の子どもたち』読了。

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 留学生たちのエピソードが、「ああねえ」って感じ。つかの間の恋あり、ちょっとした冒険あり、従業の合間の細かい話あり。ただ、日本人が外国語として中国語を習うのとは異なって、台湾人にとってはまた複雑なものがあるのだなあ。我々の時代にはそんなふうに気軽に台湾人は留学できなかったと思うけど。


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クール! [本]

 キム オンス著・オ スンヨン訳『設計者』読了。

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 分厚い本だったが、面白くてががーっと読み進めた。スタイリッシュなエンタテインメントというが、まさにその通り。すぐ映画化されそう。日本の監督ではちょっと難しそうだけれど、本国なら。この主人公は……ソン・ガンホじゃなく、『義兄弟』で北からのスパイをやったカン・ドンウォンかな。



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映画と違う [本]

 ローレン・ワイズバーガー著、佐竹史子訳『プラダを着た悪魔(上・下)』読了。

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 メリル・ストリープとアン・ハサウェイの競演した映画の原作。とはいえ、設定もラストも違う。ハラハラ、ドキドキはするけれども、なんというか、心臓に悪い。ここまで極端じゃなくても、こんなふうに働かなくちゃいけない時もあるし……。作者が業界にいたからこそ書ける内容も多いようだが、ファッション業界ってきつそう。あまり興味がないだけに一層。


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こんなだっけ [本]

 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』読了。

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 久々に読んだ村上春樹。面白かったが、なんというか、こんなにこの人の本は読みやすかったかなあ。『風の歌を聴け』とか『ノルウェイの森』とか、もうちょっととっつきにくかった気がするけれども。ただ、作品に出てくる『ル・マル・デュペイ』はYoutubeで聴いたが、辛気臭かった。


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2003年だからなあ [本]

 室積光『ドスコイ警備保障』読了。

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 涙あり、笑いありでとてもよくできたエンターテインメント。でも、この本の出た2003年ころには、外国人力士といえばハワイぐらいだったのかなあ。

 呉明益著・天野健太郎訳『歩道橋の魔術師』読了。

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 たぶん、読書芸人の又吉の一押し。どうかなーと読み始めて、はまった。台湾の名もなき人々の集まる中華商場を舞台とした連作短編。マジックリアリズムは、ラテンアメリカ文学ほどは感じなかったけれど、なんというか、こういう古いビルの集まる場所(韓国でいえば南大門市場みたいなところや、沖縄の牧志の市場みたいな)ところって、なんとも不思議な空間がたくさんありそうで、ついつい惹かれるところ。この作家さんは、メモだな。でも、台湾の人だと、原文で読むのは難しそう。



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美味しそうだが [本]

 朝井まかて『御松茸騒動』読了。

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 初手はギャグっぽい始まり方だったけれども、最後は感動した。それにしても、松茸、うまそう。ただ、不作・豊作は今でもなかなかままならないのでは……。

 ヨナス・ヨナソン『国を救った数学少女』読了。

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『窓から逃げた100歳老人』に続く第二弾。やっぱり爆笑。それにしても、スウェーデン王室、懐広いなあ。不敬罪ってないのかなあ。この北欧ギャグ、たまらんなあ。


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グロ [本]

 ピョンヘヨン著・きむふな訳『アオイガーデン』読了。

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 なんというか、グロな作品ははっきり言って飛ばしたくなった。特に猫が気の毒な奴は。
 キム・ギドク監督の世界かなあ。日本人作家にはここまでグロ書く人は今いないような気がする。ただグロなだけでないのはよくわかるが、グロ描写が激しすぎてちょっと辟易。


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